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自分の「好き」を楽しむ家

​取材日2019/10/6

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 長岡市街でアパート暮らしをしていたYさんご夫婦。ご主人の故郷である長岡市与板町の地に戻り、思い出の地域で土地を購入し新築の道を選んだ。故郷への思いと、ご夫婦それぞれが自分の「好き」を大切にした家づくりについて、お二人にお話を聞かせて頂きました。

 

※取材は新潟県内の企業情報を発信しているstyry編集部が行っております。

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家づくりを始めたきっかけについて

ご主人:結婚後、長岡市街のアパートで夫婦2人暮らしをしていましたが、アパート暮らしは周囲の騒音がとても気になりストレスに感じていたところでした。周りを気にせずに暮らしたいと感じ、このタイミングで家づくりを考えました。

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土地えらびについて

ご主人:以前から「家を建てるなら生まれ育った地元に」とは思っていました。僕は長男なんですが、両親も同居は希望せず、お互いの生活スタイルを崩さないことを優先してくれていました。実家とは、あまり遠くない距離で、両親を気にかけてあげられる場所で土地を探していました。土地は、渡邉大工の渡邉社長から情報を頂いたり、不動産会社へ行ってみたり、自分たちでも色々と探して検討しました。

奥様:実は私は、少し街の方での家づくりを描いていました(笑)。でも、最終的には静かで周囲を気にせずに、ゆっくりと暮らせるこの土地に決まりました。

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​ジムスペースの土間は、リビングとも直結し利便性が考えられている。

2Fスペースには将来の子供部屋として使えるように、現在は広くセカンドリビングになっている。

家づくりでのこだわりについて

ご主人:何と言っても、ジムスペースです。どうしてもトレーニングマシンを設置したかったので、そのスペースを設けること。それと、ゴロンとできる小上がりのような畳スペースを希望しました。

奥様:私は、2人で立っていても楽にいられる広さのあるキッチンスペース。そして使い勝手が良く収納力のある棚をお願いしました。

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建築家さんへ思いを伝える

建築家さんとは3回打ち合わせをしました。私たちの思いを伝えながら家づくりのイメージを膨らませていきました。私たちの家づくりのコンセプトは『モダンで北欧風なコンパクトの家』。

ご主人:初めはトレーニングマシンを2階スペースに設置しようとも考えましたが、家への負担も考慮し、玄関を開けてすぐの土間にトレーニングルームを設けることになりました。当初の設計では、余裕を持ってトレーニングマシンを使えないことが途中でわかり、すぐに希望に沿う形で必要部分の設計を変更してくれました。また、長さのある懸垂棒を何とかつけて欲しいとお願いをしました。壁内部にも棒自体にも厚みを持たせ、本来ない強度にする工夫をして下さったりと、全て要望を叶えて頂きました。

奥様:私が1番こだわりたかったのはキッチンスペース。なぜか1段下がった形で建築家さんから提案されました。「段差はない方がいい!」と言いましたが、建築家さんはその形をとってもオススメするんです。キッチンで作業している時やカウンターへお料理を提供する時の目線や動線がとても使いやすいという理由なんですが、建築家さんのオススメなので受け入れました。実際に使ってみて、結果は…「実に使いやすいです!」掃除の大変さも今は感じていませんね(笑)棚の収納力と使いやすさもバッチリでとても満足しています。

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​小上がりの畳スペースを上手く活用し、カウンター利用時の椅子となる。

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住み心地や暮らしやすさについて

ご主人:自分の「好き」が形になり、想いが叶った家です。最高ですよ!趣味のトレーニング、毎日気分良くやっています。筋トレ、ランニング、バスケ…趣味で身体づくりをして、いつまでもかっこよくいたいです。

奥様:1階は大きな窓から差し込む光で、日中はほとんど照明を使いません。ロールカーテンにしたので窓際もスッキリで、日差しが心地いいです。もうすぐソファが届くので、リビングの雰囲気が少し変わりそうですが、とっても楽しみです。キッチンはスペースが広く、そして家事動線もバッチリ使いやすい。「よかったなぁ」って実感していますね。

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渡邉大工での家づくりはいかがでしたか

私たちの場合、特に理想としていた家があったわけではなく、建築家さんとのコミュニケーションで想いを形にしていく家づくりでした。そして家の周囲に生えてしまう雑草対策には瓦チップを使用するなど、建築家さんには私たちの暮らしをトータルでデザインしてもらえました。それから2階に浴室、洗面台、洗濯干しスペース、そして寝室もあり、機能的でとても動線が楽なんです。渡邉大工さんの建築家と建てる家は、自由設計だから私たちらしい家が完成したんだと思います。まさに、「その人らしさの家づくり」ですね。一般的なハウスメーカーさんでは叶わなかったと思います。自分たちの設定した金額で、希望の家づくりを実現できました。

取材を終えて

今回、お伺いしたY様ご夫婦のご自宅前は自然に恵まれ、澄み切った空気と静けさが広がっていた。玄関への風当たりを配慮しているという作りの北欧風でスタイリッシュな外観のお宅。

お互いの趣味や時間を大切にしている素敵なご夫婦の家づくりは、自分の「好き」を楽しむ一方、将来の子供部屋をも想定している間取りの作り方。時と共に進むライフスタイルの変化に適応していける形での理想的な家づくりは、プロの建築家ならではの工夫と楽しさを感じました。「来年は敷地の一部に畑を作り、家庭菜園を楽しみたい。」と笑顔で話す奥様の様子からも新居での充実する生活と幸せを感じました。素敵なご自宅拝見とお話し、ありがとうございました。

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終始笑顔で、家づくりの話をするお二人。

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