家族の想いが叶った。自然と笑顔が溢れる明るい住まい。
取材日2019/01/14

長岡市川西地区の静かな住宅街で新築をしたOさんご家族。2Fにリビングがあり大きな窓から日の光がたっぷりと降り注ぐ明るく開放的なお住まい。
異なる趣味を楽しむご夫婦と、水泳に夢中の高校生・中学生の四人暮らし。それぞれの楽しみを随所に取り入れたOさんご家族のお住まいを訪ね色々とお話をお伺いしました。
※取材は新潟県内の企業情報を発信しているstyry編集部が行っております。

家づくりを始めたきっかけについて
ご主人:実は18年前に今とは違う土地で2世帯住宅の新築をし、住んでいました。正直、当時の家づくりは打ち合わせの時からせかされている感じが強くて自分たちのペースも、気持ちも上手く噛み合わなかった苦い経験があるんです。
その時に自分たちの思っていた家づくりが出来なかったので、今回家を建ててもらう工務店選びはとにかく慎重に探しました。

その時の経験から、家づくりのプロセスそのものに対しても抵抗感を抱いていました。
ですので今回は様々なハウスメーカーさんを見学したり、講習会へも積極的に参加しました。
そんな中で、渡邉大工さんの『その人らしい暮らし』の提案や社長さんの人柄がとてもよくって、ここだったら私達の理想の暮らしが叶うと思ったのが始まりです。

土地えらびについて
ご主人:中学生の子の学区を変えずに住める所をまず探しました。そんな時に、たまたまいいタイミングでここならって思った土地に出会ったんです。
不動産屋さんから紹介して頂いたこの土地。実は渡邉大工さんの土地でもあったんです。その時にこれも何かの「縁」なのかなって強く感じましたね。同時に渡邉大工さんにお願いしようって確信した瞬間でしたね。



家づくりでのこだわりについて
ご主人:まず、建築家さんへ家づくりに対する思いを全てお伝えしました。バイクや自転車・スノボー・ミニカーが大好きなので、自分の趣味部屋としてガレージはこだわりました。もう1つは、リビングの一角に畳部屋が欲しかったんです。畳の上で寝転んで楽々したいという思いがありました。だって畳の空間で横になりながらTVを見るってとても幸せじゃないですか!笑
奥様:私は前回の家づくりで気になった点をノートに全て書いたんです。とにかく、嫌な所を全て解消したかったんです。今回の家づくりはそこからのスタートでした。
そんな中でも、「食事の支度や食器洗いをしながらTVを見たい!リビングにいる家族と顔を見ながら会話がしたい」でも、シンクの中やごちゃごちゃする手元は隠したいじゃないですか。
それで、キッチンの前面に立ち上がり壁がある対面式キッチンにして叶えてもらいました。ついでに、動線も考慮しアイランド型に。食事の後片付けだって、同じ空間にいる感覚だからなんだか楽しいです。本当に気に入ってます。
それと、大好きなマンガ本とフィギュア。これまでのコレクションをキレイに並べたくて本棚のスペースも広く取り入れてもらいました。
ご主人:子供達はそれぞれ自分だけのきちんとした部屋を希望し、ロフトも作ってもらいました。水泳を真剣にやっているお兄ちゃんには、建築家さんの『何が欲しい?』の質問に『うんてい』と返答。そして!うんていを付けたんです。
うんていでトレーニングすることが水泳では効果的みたいで、今では手に豆が出来るほどほとんど毎日トレーニングに励んでるんですよ。笑
そんな家族の喜ぶ姿を見ているとこの家を建ててよかったって改めて思います。



実際の住み心地について
奥様:ただ、ただ、「すごくいい」の一言です。
始めは、2Fにリビングって年齢を重ねてからのことを考えてみても絶対に嫌だったんですけど、我が家は小さい子もいないしと建築家の井本さんから勧められたんです。
実際に住んでみると良さを実感してますね。2Fのリビングは、広い窓から降り注ぐ日の光と開放感。最高すぎて、心が豊になりました。一階と違い窓の外の動きを感じることなく、ストレスフリーでとても贅沢に過ごせてます。
ご主人:玄関前にガレージやカーポートがあって外から見ると玄関が少し暗い印象なんですが、入り口を入ると2Fの光取りの空間から日の光が差し込むように工夫してくれて、明るく開放的な玄関になっているんです。これも建築家さんのアイデアなんです。
先日、積もる程の雪が降りましたが、敷地内は常設された消雪パイプで除雪の心配もないですし、自宅前の道路は、朝早い時間から除雪車がキレイにしてくれてバッチリでした。住み始める前は雪のことが少し心配だったんですが、その不安もなくなって住み心地にはとても大満足しています。


渡邉大工で家づくりをしてみていかがでしたか。
ご主人:毎回、建築家さんがどんな提案をしてきてくれるのかワクワクして仕方ありませんでした。打ち合わせを重ねていく中でいつも想像以上の提案をしてきてくれたんです。
それに時々仕事の垣根を超え、お互いに感謝のサプライズをしあったりと毎回の打ち合わせが楽しかったですね。
打ち合わせを重ねるたびに渡邉大工の渡邉社長と建築家の井本さんとはどんどん仲良くなって自然体で相談できる関係にもさせてもらいました。そんな関係にもなり、始めの頃に抱いていた家づくりに対する抵抗感が嘘のように楽しくなり、今回の家づくりでは、わがままを全て叶えてもらった感覚です。
家と家具のコーディネイトについて
当初は自分達で家具屋さんを見て既製品を購入する予定でした。とりあえずどんな家具が合うのかを相談してみたら、予算内で建築家さんから家具も制作してもらうことが出来たんです。TV台、2つを組み合わせて使用するテーブル、後ろにテーブルスペースのあるソファー、畳部屋への段差は全て同じ高さ。建築家さんが作ってくれたオシャレで機能性に優れた家具は使い方の自由度を広げてくれています。全てが私たち色に造られたお家。毎日の生活が楽しいですね。


Oさんのお住ま いを訪ねてみて
編集部:広い窓から降り注ぐ明るい光と爽やかなブルーの建具がとても心地良いリビング。ふと見上げるとかわいい鳥居が目を引きました。宮大工として大活躍されていた渡邉社長。鳥居は本物の10分の1の縮図で1つ1つ手作りなのだそう。なんと、これも渡邉社長からのサプライズプレゼントだったとか。家づくりの過程の中で工務店とお客さんの垣根を超えた愛のあるお付き合いが生まれているところがとても素敵でした。

手づくりで作られたの神棚の鳥居。

取材中の施主のO様(中央)渡邉社長(左)スタイリー編集部・小田島(右)
